二通りの勉強方法

今までの経験から、勉強には大きく二通りのやり方があるなと思うのでまとめておきます。すぐに挫折してしまう時は、これが原因かもしれません。特に、真面目なタイプの人ほど、知らないうちに落とし穴にハマってしまっている可能性があります。

またこれは、学問に限らず、何かを習得したいと思った時に通じる話だと思います。

 

概要

・わかってから次に進む学習方法

・よくわからないけど、とりあえず次に進む学習方法

 

結論

・二通りの方法を上手く組み合わせることで効率よく学習できる!

 

それでは、二通りの勉強方法を説明します。

 

方法①

まず、勉強と言って最初に思い浮かべるやり方だと思います。というか、学校の授業は基本的にこの形です。

これは、教科書を頭から読んでいき、知識を順を追って一つ一つ積み重ねていく方法です。そこに書かれていることを理解してから次に進むのです。

「ん?当たり前だろ」って思いますよね。でもこれには落とし穴があるんです。

新しく学ぶ概念をなかなか理解できなければ次に進むペースが極端に遅くなってしまうのです。特に自分がまだあまり慣れていない分野などを一度目から完璧にやろうとすると落とし穴にハマります。その結果、やるのが嫌になってしまったりということがおきます。

 

そこで、こちらの方法が有効です。

方法②

「わからなくても、とりあえず先に進んでみる」

わからないのに進んでもわからないだろって思うかもしれませんね。でも案外、その単元の最後まで目を通してしまった方が理解が進んだりするものです。

"木を見て森を見ず"という言葉があるように、最初からその部分に固執してしまうと、全体像が見えなくなってしまうのです。しばらく考えてもわからないところは、頭の片隅に置いておいて、少し気持ち悪くても進んでみるというこうとが大切です。

そもそも、学習において重要なことは《反復》ですから、最初から全てを理解する必要もないですよね。完璧主義な人ほど、この方法が盲点になっていることがあります。

 

個人的意見としては、何か新しいことを学ぶときは、

最初に方法②をやって、ある程度その分野の全体像を掴んでから、方法①で自分の理解を確かめつつ進めていくというやり方が効率がよくて良いかなと思っています。